昨日、香川県三豊市仁尾町の蔦島に遊びに行っていたのですが、蔦島に渡る船の船頭から赤潮で海がかなり濁っているが蔦島に渡るの?と親切に確認してくれました。
私としては子供の中学校の自由研究の題材を、サザエの取り方や生態などにしようと思っていたので、わざわざ仕事も有給休暇で休んで来ましたし、この日を逃すと今年は蔦島に遊びに来る日がないので、とりあえず行ってみますと答えていくことにしました。
そして、船の出発を待っている間、船で働いている人と話したのですが、どうも5日ぐらい前から赤潮が発生したということでした。
海の水が濁っているので気の毒だということやここに勤めだして数年になるがこんなこと初めてだということや三豊市の庄内半島の海が軒並み赤潮にやられているという話を聞きました。
愛する香川県三豊市庄内半島の海が赤潮で大事に
そうなんや。
赤潮はこの三豊市の海では特別なことなんだと思いながら、船で蔦島に渡ったのですが、その道中、海が赤く濁っていて、大量の魚が死んで海に浮いているのが見えたので、事の重大さが良く分かりました。
蔦島について海水浴をしたのですが、海は濁っていて、魚が大量に死んでいました。
大きなコブダイやマゴチ。
ベラ。
フグ。
スズキ。
メバル。
チヌやタイ。
キス。
ゴンズイ。
ハゼ。
オコゼ。
などなど、大量に魚が砂浜に打ち上げられていました。
本当に死の海という感じでした。
海の水もいつもより濃いにおいがしました。
海水浴場のエリアは内海になるので、反対側のエリアであれば、淀みもなく、きれいでサザエなども取れるかなと期待して、山を越えて裏側に行ったのですが、裏側の砂浜もエリアも海水浴場を同じような状況で海は濁り魚が大量に死んでいました。
こんな濁った海ではサザエなんて見つけることが出来ません。
そして、これだけ赤潮で魚が大量に死んでいるので、サザエも酸欠で死んでいるのではないかと心配になるぐらいの状況です。
(この赤潮で蔦島など三豊市の海で私たち素人が素潜りでサザエなどが取れる貴重な場所が失われているかもしれません。
香川県三豊市庄内半島の海が赤潮で濁り魚の大量死
銛で魚を突いたりすることもしばらくは難しい可能性があります。
そして、仁尾マリーナや新仁尾港で釣っているアジやサバやサヨリやイワシなどのサビキ釣りも今年は厳しいかもしれません。
三豊市の海で楽しんでいる私としては非常に残念な出来事です。)
かろうじて生きている魚も裏にひっくり返ったりして、虫の息です。
浮かび上がっていたオコゼや今まで見たこともない大きいハマグリを3つ見つけたので、蔦島の砂浜を掘って、きれいな水が溜まったので、その中に避難させました。
ハマグリも窒息して、砂の中から出てきたのでしょうか?
インターネットで調べてみると赤潮が発生することにより、酸欠によって生物が息絶えて、その海水に生息していた生物がいなくなるようですので、被害が出来るだけ少なく済むことを祈ります。
海水浴などは気にならない方は問題ないと思いますが、釣りで魚を釣ったり、素潜りでサザエやアワビを取ったり、銛でベラやアコウやカワハギなどを突いたりする遊びをする予定の方は、行先の海が赤潮でやられていないか確認して行った方が良いと思います。
(赤潮が発生している海は非常に濁っていて、海の中の視界がほとんどない状態ですので。)
このあははライフのホームページやブログでは香川県の楽しい遊びをメインに紹介しているので、早く私が愛する香川県三豊市庄内半島のきれいな海に戻ってほしいものです。
(赤潮は海の汚れが原因で発生するようですので、海などに遊びに行ったときのゴミなどは絶対に持ち帰って、遊びに来たときよりもきれいにを心がけましょう。)