高知県の室戸岬にある弘法大師が修行したとされる御厨人窟(みくろど)、室戸岬灯台のすぐそばにある最御崎寺(ほつみさきじ)。
目次
四国八十八ヶ所霊場第24番札所 最御崎寺(ほつみさきじ)
室戸岬灯台へ行く途中にある、四国八十八ヶ所霊場 第24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)。
八十八ヶ所で高知県最初の霊場です。
仁王門
仁王門。
駐車場に停めて歩くと一番奥になります。
私は、室戸岬灯台へ先に行ってから来たので、こちらから入ることが出来ました。
鐘石
山門入るとすぐに目につくのが、この鐘石。
班れい岩で、小石でたたくと鐘のように音を発し、この響きは冥土まで届くと言われ、俗に鐘石と呼ばれている。
とかかれていました。
相撲場
相撲場がありました。
虚空蔵(こくぞう)様初祭りの時には、奉納相撲も行われているようです。
鐘桜堂
鐘桜堂(しょうろうどう)。
とても立派な鐘楼堂があります。
この鐘楼堂は土佐藩2代目藩主山内忠義が寄進したもので、慶安元年(1648年)に建立され、築400年弱にもなります。
NHK「ゆく年くる年」の除夜の鐘に過去5回登場したそうで、記念碑もありました。
現在は本堂の奥に新しい鐘楼堂ができ、こちらは使用されていません。
本堂
本堂。
本堂すぐ横には空海の七不思議のひとつ「くわずいも」の伝説にちなんだクワズイモ畑があります。
昔、土地のものが芋を洗っているところに弘法大師弘法大師が通りがかり、その芋を乞うたところ「これは食えない芋だ」といって与えなかった。
それ以来ほんとうに食べられなくなったと伝えられ、七不思議のひとつとされています。
現在は胃腸の薬として利用されています。
多宝塔
多宝塔。
最御崎寺の建物は、どれも立派です。
参道には、お願い地蔵さまがたくさん並んでいました。
一体1000円です。
境内案内図
最御崎寺(ほつみさきじ)
住所 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町4058-1
TEL 0887-23-0024
駐車場 普通37台/無料・マイクロバス9台/300円(午前7時〜午後5時)
宿坊 あり(100人)
弘法大師が修業し、空海と名乗るきっかけとなった御厨人窟(みくろど)
室戸岬の近くになる、御厨人窟(みくろど)。
弘法大師が修行を行い、悟りをひらいたとされるところです。
車は、数台停めることが出来ます。
入洞時間
入洞時間は、午前9時~午後5時となっています。
岩の風化などによる落石が確認されているので、必ずヘルメットの着用が必要です。
ヘルメットは、納経所の前にヘルメットを置いてくれています。
入洞する前に、ヘルメットをかぶります。
2つの洞窟、左手側にある居住スペースとした「御厨人窟」と、右手側にある修行をするスペースとした「神明窟」があります。
御厨人窟と神明窟の説明
修行している時に、口の中に明星がとびこんでくるという神秘的な体験をして、この場所から見た空と海だけの景色に感銘を受け、空海と名乗るようになったと言われています。
御厨人窟(みくろど)
こちらが、弘法大師が住居としたという御厨人窟(みくろど)。
中は、結構奥深いです。
こちらで弘法大師が生活していたんですね。
神明窟(しんめいくつ)
こちらが、弘法大師修業していたという神明窟(しんめいくつ)。
神明窟(しんめいくつ)の方が中は、狭いです。
ここで弘法大師が、修業されていたんですね。
更に横にも、小さな穴がありました。
弘法大師空海の修業の地、とても神秘的でパワースポットでした。
御厨人窟(みくろど)
高知県室戸市室戸岬町