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高知県土佐清水市の四国の最南端足摺岬にある金剛福寺は、四国八十八ヶ所第38番札所で、正月の初詣に人気の参拝スポットです。
前後の札所と札所の距離が長く、「修行の道場」と言われています。
目次
金剛福寺 足摺岬の四国八十八ヶ所第38番札所 土佐清水市
駐車場
無料で停めることができる金剛福寺の駐車場があります。
足摺岬の駐車場もすぐそばにあります。
歴史
弘仁13年(822年)に、嵯峨天皇から「補陀洛東門(ふだらくとうもん)」の勅額を受けた空海(弘法大師)が、三面千手観世音菩薩を刻んで堂宇を建てて安置し開創したといわれています。
弘法大師が49歳のころだそうです。
本尊は三面千手観世音立像です。
足摺岬には、弘法大師因縁の足摺七不思議と言われる遺跡があります。
金剛福寺 池のある庭園や108体の仏様など見どころと初詣
初詣の人出
初詣の人出は約3万人。
正月の高知県で人気の参拝スポットです。
山門
山門には赤くて迫力のある金剛力士像が安置されています。
手水場
龍の口から水が出る手水場。
大師亀
仁王門を入ったところに大きな亀の石像があります。
弘法大師が沖の岩で修行するために亀を呼んで渡して貰ったというエピソードがあるためでしょうか。
大師亀と名付けられたこの亀の頭を祈りながら撫でるとご利益があると言われています。
頭がツルツルしていますね。
納経所
御札やお守りを授かることができます。
本堂
御本尊は、三面千手観世音菩薩です。
本堂の裏には、五智如来、十三仏、千手観音の鋳造仏fなど108体の仏像が鎮座しています。
護摩堂
不動明王をお祀りする護摩堂(ごまどう)。
庭園
境内には大きな池があり、池の周りに置かれた土佐五色石が池に映る庭園は金剛福寺の見どころであります。
鐘楼堂
とても立派な鐘楼堂。
六角堂
大師堂
大師堂を案内する石碑の上に五独鈷(ごこしょ)がありました。
弘法大師が唐から帰国する際に、日本に投げた五鈷杵がこの地に飛来したとされています。
多宝堂
源氏一門の多田満仲が建立した多宝堂。
胎蔵大日如来坐像鎮座しています。
九輪宝塔
多宝塔の手前に九輪宝塔が建っています。
かつての層塔の相輪と云われ、応安8年(1375年)の銘があるそうです。
痛みが激しいため、平成の大修理の際にここに建てられました。
愛染堂
愛染明王坐像が鎮座されています。
薬師如来像
権現堂
金剛福寺の守護神が祀られている権現堂。
クワズイモ
弘法大師のクワズイモ伝説。
弘法大師が、「ある村人がサトイモを焼いている(あるいは洗っている)のを見て、食べさせてくれるように頼んだが、村人はこれは食えない芋だと断った。
大師が去った後に村人がその芋を食べようとすると、石のように硬く全然食べられないものに変わっていた」という話である。
第38番札所 蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺
所在地 〒787-0315 高知県土佐清水市足摺岬214-1
電話 088-088-0038