志保山の風穴 自然の神秘 天然のクーラーや冷蔵庫 三豊市

先日、香川県綾川町の高鉢山キャンプ場にある風穴に行ってきました。

夏でも涼しい風穴、とても神秘的でこんなところがあるんだと驚きました。

全国的にも珍しいという風穴ですが、香川県三豊市にもあるというのを知って行ってきました。

志保山の風穴　香川県三豊市

場所

三豊市の志保山に風穴はあります。

駐車場

三野町と仁尾町を結ぶ吉津峠の途中に駐車場があります。

県道２２０号線線沿いの上の写真のガードレール内に車を停めることが出来ます。

１５台～２０台ほど停めることができます。

駐車場の横から山の方へ入る道があります。

この道を200ｍほど歩きます。

志保山の風穴の説明

入口には、上のような案内がありました。

風穴とは

洞窟の内外で生じる気温差や気圧差により風の流れが生じ、洞口（洞窟の開口部、出入り口）を通じて体感的に速い大気循環がある洞窟の一形態のことを言います。

といわれても難しい・・・。

志保山の風穴の入り口にあった風穴の仕組み。

図で説明してくれると分かりやすいですね。

志保山の風穴　天然のクーラーや冷蔵庫

志保山登山口

駐車場のところから200ｍほど歩くと、志保山登山口と書かれた看板があります。

看板の文字がかわいい！

志保山頂上までは、1390ｍと書かれていますが風穴まではここから400ｍほどです。

ここからは、登山道になります。

登山道

こんな道です。

私が行ったのは、１０月の初めでしたが山の中なのでまだ蚊がいました。

一応虫よけスプレーしておいたのでよかった！

行かれるときは、虫よけスプレーを持っておいた方がいいです。

志保山には、くねくねした木がたくさんありました。

上からくねくねした木がぶら下がっていたりして、ちょっとジャングルの中みたいな雰囲気。

歩いていると風穴までの案内が途中にもあります。

最後の方は階段になっていて、あと少しという案内があります。

途中に、こんな風に中身がきれいに食べられた芋が落ちていました。

サルかな？

イノシシかな？

きれいに食べてる(笑)

山の中は、鳥の鳴き声のほかにカサカサとか音がするので何かいるのかな～ってワクワクしました。

最後は、山頂への登山道と分かれ道になっています。

この看板の案内のところから少し登ると風穴があります。

志保山北斜面の風穴の説明

伊保山の風穴は、養蚕農家の蚕種貯蔵庫として利用されていたんだそうです。

大正時代の蚕種貯蔵庫だったころの風穴だそうです。

涼しいので、蚕を孵化させる回数を普通は１回のところ４回に増やすことが出来たんだそうです。

ずっと忘れ去られていて、埋もれていたそうですが、地元の方が石積を組み直して今の状態に整備されたそうです。

風穴を含め周囲の山林には所有者がいて、ご好意で開放してくれています。

マナーを守りましょう。

志保山の風穴

入口の前には、背もたれにハートがある可愛いベンチが置かれています。

風穴の中はすこし下に下がっていて、はしごと石階段があります。

風穴の中には温度計があって、１４度でした。

この日の気温は、１０月の初めですがまだ半そででもいいくらい３０度ちかくになっていました。

風穴の中に入ると涼しかったです。

一緒に行った長女も気持ちがいいと言っていました。

志保山の風穴の中の様子と風景の動画

志保山の登山する人は、登山道から少し外れただけなので、登山の途中の休憩にちょうどいいですね。

綾川町の高鉢山の風穴ほどの冷たさはありませんでしたが、志保山の風穴も涼しくてとても神秘的でした。

志保山の風穴