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陸のサンゴといわれるアッケシソウ、本州で唯一岡山県浅口市寄島に自生しています。
1891年に北海道の厚岸町で発見されたことから名前がついたアッケシソウ。
塩分を含む塩湿地に生息する1年草です。
目次
寄島アッケシランド 本州で唯一の自生地 岡山県寄島町
アッケシソウとは
北海道の厚岸町で発見されたことからアッケシソウと命名されました。
アッケシソウは塩生植物で、塩の存在に依存的な植物です。
なので生息地は、海の波打ち際や塩水を含む湖の岸辺などです。
日本では、生息地が限られていて、宮城県や徳島県では絶滅してしまっていて、絶滅危惧種に指定され、採取は禁止されています。
茎は多くの枝に分かれ草丈は10~40cmほどです。
アッケシソウの1年間の生育
葉は多肉植物の様に肉質で、鱗片状に退化しています。
花は、夏から秋にかけて、一節に3花ずつ両側につきつき、各花のちゅうおうぶに白い雌しべ、雄しべが見られます。
秋には、全体が緑から紅色に変わり、その形状からサンゴソウと呼ばれています。
案内図
場所は浅口智寄島町の三郎島、三ッ山のすぐ近くです。
駐車場
無料で停められる青佐鼻海岸観光駐車場があります。
毎年秋にアッケシソウまつりが行われています。
2021年は、新型コロナウィルスの感染防止のためアッケシソウまつりは中止となっていますが一般公開されています。
A地区とB地区の前に駐車することが出来ます。
トイレ
簡易トイレが設置されていました。
赤く紅葉したアッケシソウは別名 陸のサンゴ
私は、青佐鼻海岸観光駐車場い車を停めたらアッケシソウを見に行くまで結構長い道を歩きました。
見頃
見頃は10月中旬頃です。
C地区
C地区と書かれたところには入ることが出来ました。
中は、木の道があってこの上からアッケシソウが自生しているのを見ることが出来ます。
赤く紅葉したアッケシソウ
紅葉したアッケシソウが沢山あるところは木道から距離があるので離れてしか見れませんが、木道のすぐ横にもアッケシソウはあったので間近で見ることが出来ました。
もこもこした形でかわいらしいです。
緑の生育期のアッケシソウ
赤く紅葉したアッケシソウもいいですが、緑の生育期のアッケシソウも好きです。
私がC地区を出た後は、立ち入り禁止になっていました。
C地区では間近でアッケシソウを見ることが出来たので、立ち入り禁止になる前に入れて良かったです。
C地区のアッケシソウの紅葉と自生地の風景動画
AB地区
柵の中は立ち入り禁止
AB地区はとても広いですが、柵があってそれより中に入ってみることはできません。
紅葉したアッケシソウ
とても赤く紅葉したアッケシソウが集まっていることがありました。
展望台
A地区と書かれた看板の先に展望台がありました。
展望台の上には、寄島アッケシランドのパンフレットが置いてあって、ご自由にお取りくださいと書かれていました。
浅口市指定天然記念物アッケシソウの説明
アッケシソウについて書かれた看板も設置されていました。
アッケシソウは、塩生植物です。
ココは、海のすぐ横ですが海の方には高い防波堤があります。
でも、防波堤の下を通って海水が流れてくるようになっていました。
このおかげで、アッケシソウがここで自生できているんですね。
アッケシソウがある奥の方に湿地帯がありますが、海水なんだそうです。
はじめてアッケシソウを見ました。
かわいかったです。
寄島アッケシランド
住所 岡山県浅口市寄島町
お問い合わせ 浅口市教育委員会事務局 寄島分室
電話 0865-54-3110
駐車場 期間中は臨時駐車場有