美馬蚕糸館　繭玉を紡いで作る七色ランプシェード作り体験　美馬市

徳島県美馬市で、蚕糸を使ってきれいな7色に光るランプシェードが作れるというので体験に行ってきました。

美馬蚕糸館　体験　料金　徳島県美馬市

徳島県はかつて西日本トップクラスの繭の生産量があり、特に美馬市とつるぎ市がその中心でした。

しかし、中国へその生産が移り今は、養蚕農家はなくなりました。

養蚕の歴史を残そうと、2003年に蚕糸記念館ができました。

さらに、公的な組織にと2015年に特定非営利活動法人美馬蚕糸館を設立されたそうです。

糸繰り体験、草木染め体験、繭細工作り、化粧品作り、機織などの体験、養蚕の歴史や、蚕の一生、生糸ができるまでを見ることができます。

体験は、蚕糸記念館の隣のこちらの建物で行います。

記念館の右側に駐車場がありますが、そこではなく、左側に止めていいそうです。

予約

繭玉を紡いで作る七色ランプシェード

お手軽繭クラフト！動物や人形を作ろう

絹糸で機織り体験！コースターなど

アソビューでは、上記3つの体験の予約ができます。

 美馬蚕糸館　繭玉を紡いで作る七色ランプシェード

店内風景

建物中は、こんな感じなっています。

蚕について勉強タイム

まずは、蚕について少し教えていただきました。

（虫の苦手な人は閲覧注意！）

蚕がさなぎになるときに繭を作るんだそうです。

繭が絹糸になるのですが、さなぎから羽化して出てきてしまったら糸が切れてしまうので出てくる前に冷凍するんだそうです。

中のさなぎは、死んでしまいます。

テグスってこんな感じなんだそうです。

昔は、釣り糸にもこの蚕の糸を使われていたらしいです。

そのくらい強度もあるということです。

蚕の糸でできたうちわ

このうちわは、うちわの骨の上に蚕を置くと蚕が糸を出して作ったものなんだそうです。

体験スタート

絹の糸を巻き付ける

さなぎは、お湯につけて刷毛で撫でると糸端が出てくるのでそれを拾い上げて、束にして一本の糸にします。

一本の糸になった絹糸を、くるくる回してランプシェードにします。

最後は、繭の中身（さなぎ）が出てきます！！

私は虫が苦手なので、見るとすくみます。

でもこの、さなぎたんぱく質なので食べるといいんだそうですよ！！

完成

結構あっという間に、ランプシェード出来上がります！

中に7色に光るランプを入れて、上にふたをしたら出来上がりです。

絹糸が優しく明かりを包み灯してくれます。

自動で７色に色が変わり幻想的な雰囲気でとてもきれいです。

とてもいいものが作れました！

繭クラフト

お土産に、家で繭クラフトも作ってみてねと繭玉もいただきました。

夏休みの宿題になりそう！

美馬蚕糸館