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長崎の鼻 幕末の砲台跡と屋島最北端の絶景スポット 長崎鼻古墳 高松市

長崎の鼻

 
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高松市の屋島の最北端、瀬戸内海に突き出した岬長崎の鼻には、幕末に造られた砲台の跡があります。

瀬戸内海の多島美を見られる絶景を楽しむことができます。

近くには、長崎鼻古墳もあります。

長崎の鼻 屋島最北端の絶景スポット 駐車場と案内図 高松市

駐車場

長崎の鼻への道

屋島をぐるっとまわる県道150号線から長崎の鼻へいく方へ進むと木に囲まれた未舗装の道にでます。

長崎の鼻 駐車場

木のトンネルの道を抜けると駐車場があります。

案内図

長崎の鼻 案内図

屋島の本当に先っぽが長崎の鼻です。

高松を守る幕末の砲台跡 瀬戸内海の多島美と長崎の鼻

長崎の鼻

瀬戸内海国立公園 屋島

長崎の鼻 砲台跡

嘉永6年(1853年)のペリー来航以来、外国船の監視と防備の必要性が高まり、讃岐国でも、幕末の文久3年(1863年)、幕府の命を受けて11代高松藩主(最後の藩主)・松平頼聰(まつだいらよりとし=将軍・徳川慶喜とは従兄弟)が瀬戸内と高松港の防備のため、長崎の鼻に砲台を築きました。

幕府は、高松藩に対して藩内の海防を強化するため、将軍家茂の京上洛の際にも警備を免じています。
藤川三渓の設計で、海に向かって3段の構えで、上段は、守備兵の屯所、中、下段には大砲が備えられていました。

現在、砲台の上段部分が駐車場になっており、中段、下段の砲台部分へは下ることに。
長崎鼻台場に備えられた大砲は、二十六斤砲と十二斤砲が合計6門でした。

長崎の鼻 砲台跡図

高松市歴史資料館に保管されている見取り図。

駐車場からの階段

駐車場から見た長崎の鼻

駐車場の辺りから見た長崎の鼻。

長崎の鼻までの階段

駐車場からは結構長い階段を降りていきます。

戻るときはこれを昇らないといけないのかと思うと、ちょっと怖い・・・。

長崎の鼻

長崎の鼻 岬

階段を降りると突き出した岬がよく見えます。

幕末の砲台跡

長崎の鼻 砲台跡

先の方までいくと、砲台跡(?)があります。

長崎の鼻から見た景色

ここから見た景色、とても美しい。

長崎の鼻から見た瀬戸内海の島々の風景動画

瀬戸内海の島々、女木島、男木島、大島、豊島、小豊島、小豆島、稲毛島を眺めることが出来ます。

古代瀬戸内海の海上交通に関わる墓 長崎鼻古墳

長崎鼻古墳について

長崎鼻古墳について

この古墳は、屋島の北端長崎の鼻の瀬戸内海が見渡せる標高50mの丘陵にあります。1996〜1998(平成8〜10)年度に実施した確認調査の結果、5世紀のはじめにつくられた全長約45mの前方後円墳で、前方部を西に後円部を東側につくられていることがわかりました。
古墳の墳丘は三段に作られており、格段の斜面には多くの石を作った葺石(ふきいし)が葺かれ、後円部の竪穴式石槨(たてあなしきせっかく)からは熊本県菊池川流域で作られた阿蘇溶結凝灰岩製の舟形石棺が確認されました。これと同じ材料でつくられた舟形石棺は、香川県西武の観音寺市で5世紀中頃のものが二例確認されていますが、本古墳は石棺の形態からこれよりも古い5世紀初めのものであることが判明しました。
古墳の場所が屋島の先端につくられていることや、石棺製作地がこの地から遠く離れた九州地方であることから、古代瀬戸内海の海上交通に関係した人物の墓であると考えられます。

長崎鼻古墳

長崎鼻古墳入口

駐車場から車で通ってきた木のトンネルの道を戻ります。

長崎鼻古墳の案内の看板があります。

道あるの?といった感じです(笑)

長崎鼻古墳へ続く道

虫とか蛇とかいそうでちょっと怖かったです。

長崎鼻古墳 

前方後円墳がどこかは、ちょっとわかりにくい・・・。

祠があるからこのあたりかな。

長崎鼻古墳 祠

鯨大明神とかかれていました。

長崎の鼻

〒761-0113 香川県高松市屋島西町