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香川県高松市の老舗和菓子店で、たんきり飴作り体験が出来るらしいというので、長女とお友達2人を連れて行ってきました。
目次
明治から150年近く続く老舗和菓子店 徳栄堂
県道166号を走らせていると、小さく「たんきり 徳栄堂」と書かれた看板があります。
星道ですが、そこを入っていくとすぐに、徳栄堂と書かれた看板の建物が見えてきます。
徳栄堂で販売されているお菓子
中に入ると、いろいろな和菓子が並んでいます。
さぬき松平公のかすてらもおいしそう!
有名人や芸能人のサインや写真
テレビで紹介されることも多いらしく、有名人や芸能人のサインや写真も飾られていました。
たんきり飴の説明
このお店で、とくに有名なのはたんきり飴。
たんきり飴の由来は・・・
江戸時代に地元法然寺の住職が風邪をひいて、痰が切れずに困っていたところ、それを知った門前町の飴屋が、飴と大豆粉を主材に煎り、ゴマと生姜を薬味とした差しあげたところ、住職の痰が切れたので以後「たんきり飴」と称されるようになったそうです。
仏生山では、以前はたんきり飴をつくられている様々なお菓子屋さんがありましたが、現在ではここ徳栄堂さんのみがその伝統を守っておられます。
老舗和菓子店 徳栄堂 たんきり飴作り体験 高松市
こちらでは、たんきり飴作り体験も行っているというので、やってみたいと予約しておきました。
たんきり飴は、一度に1000枚ほど作るらしく、最初から最後までだと1時間ほど作るのに時間がかかります。
お店の営業もしながらなので、事前に確認して予約しないと急に行ってすぐにできるというわけではないようです。
私が行ったときには、もう準備しておいてくださっていました。
大きな銅鍋に、水あめが溶かされています。
生姜も入っているそうです。
飴湯のようないい香りがしています。
ここに炒ったゴマが入れられます。
さらに、大豆の粉が入ります。
素早くまぜられます。
その飴を、棒状に伸ばします。
棒状に伸ばした飴を、この道具に入れて上から蓋を転がすように動かします。
こんな風に丸くなった飴が出来ます。
丸くなった飴を大豆の粉の上で、薄く伸ばします。
鉄板の上に置いて冷ますと固くなって出来上がりです。
たんきり飴を作っている道具は、創業当時の明治時代から使っているものんだそうです。
以前、百貨店で実演販売をした時に新しいきれいな道具を使うと、鉄板じゃなかったのでなかなか冷えず固まらなくて困ったんだと話してくれました。
やっぱり、ずっと慣れて使っているものがいいんだそうです。
ご夫婦二人ですべて手作りされているそうです。
飴は、冷えると固まってしまうのでやりだしたら1000枚分一気にしないといけなくて、電話などもかからないほうがいいのでだいたいいつもは、お店の営業も終わって夜ご飯が終わったあとにお二人で作っているんだそうです。
長女と友達二人も、飴を伸ばす作業を体験させてもらいます。
まだ熱い飴、アチッアチッと言いながら伸ばしていきます。
商品と比べると、大きさも形もちょっといびつ( ´艸`)
2つ分を合わせて大きいのを作ったり、ハート型にしてみたり!!
途中私と主人は、棒状の飴を切る作業も体験させていただきました。
結構道具重いんですよ!
一人20枚分くらいの飴を作らせていただきました。
自分たちで作った飴は、袋をもらって袋詰めします。
たんきり飴の由来
商品につけている商品説明もいただきました。
たんきり飴の由来も書かれています。
出来立てのたんきり飴の試食もしました。
実は、たんきり飴というくらいだから薬みたいな感じで味は期待できないんじゃないかと、失礼ながら思っていました。
でも、味もおいしいんです。
実際お客さんの中には、食後とか食前とかいつ食べると効果があるんですか?と質問される方もおられるらしいですが、薬ではないのでいつ食べてもいいそうです(笑)
添加物などは使っていないので、体に優しいたんきり飴。
結構やみつきになります.
また近くに来たときは、買いに寄りたいです。
徳栄堂
住所 高松市多肥上町2339-7
TEL 087-889-5555
営業時間 9:00~19:00
休日 不定休
駐車場 5台